豪雪地帯と太陽光発電
原発事故をきっかけに電力供給事情の大幅な見直しを余儀なくされている日本にとって、太陽光発電は真剣に検討していかなくてはならない未来の希望とも言うべき技術です。空から降り注ぐ太陽光エネルギーをパネル部分で吸収し、それをモジュール部分で電力へと変換するこれらの自家発電システム。ここでひとつ疑問点を挙げるなら、日本列島のどこででも太陽光発電のメリットを等しく受けられるのかということに尽きるでしょう。
中でも心配なのは豪雪地域における太陽光発電事情です。確かに冬の期間になると太陽は雲に隠れ、しかも発電パネルも雪で隠れてしまいそう。けれどその不安は無用です。たとえ豪雪地域であったとしても、日中の時間帯に陽光さえ的確に差していればパネルが正常に作動し、発電メーターもきちんと反応することが確認されています。
そして肝心のパネルもきちんと屋根に対して斜面を成して設置されているので、そこに積雪してもすぐに滑り落ち、表面を隠してしまうことはほとんどありません。
さらには、これらの豪雪地域は冬の発電量が落ちる代わりに、夏場になると澄み切った青空から太陽光エネルギーを効率的に吸収できる状態が獲得でき、全国的な年間の発電量でいうと平均よりも高い数字が出ていたりもするのです。
ですから豪雪地帯に太陽光発電を設置してもメリットは多いにあると言えるでしょう。
ちなみに北海道で一番の障害が、積雪です。これは北海道である以上は避けられません。最近の太陽光発電システムは、積雪には強くなりましたが、やはり設置の際には雪国ならではの経験がものを言います。
ただし、太陽光発電後進地帯である北海道にはそれほど熟練の業者は多くありません。豪雪地帯でキャリア10年以上の美濃電気は非常に貴重な存在ですので太陽光発電を北海道で失敗したくないという方は、熟練の業者に頼 むことをお薦めしますよ。
もちろん北海道に限らず雪の多い地域の方は地元に根差した経験ある太陽光発電の取り付け業者さんにお願いすると良いでしょう。